小田原聖十字教会とは


 1899(明治32)年に、A・ショウ司祭がオードレ主教の認可のもと、小田原の地に借家して伝道を開始し、日本聖公会小田原講義所を開所して、現在の小田原聖十字教会の基が据えられました。教会設立認可は1909(明治42)年です。最初の定住者中村牛s伝道師は14年間この地で働かれ、1913(大正2)年に退職されました。その後3年ほど定住者がいませんでしたが、1916(大正5)年、朝鮮聖公会から帰国された宮澤九萬象執事が定住者として派遣され、1018(大正7)年、十字町3の541に218坪の土地を求め、事実上の宣教第2期が始まりました。1923(大正12)年、関東大震災で建物が崩壊しましたが、1927(昭和2)年1月12日に現在の礼拝堂が聖別されました。
 小田原聖十字教会は英国国教会の流れを汲む日本聖公会の教会です。国内関連施設として、立教大学、聖路加国際病院、エリザベス・サンダース・ホームなど、多くの教育・医療・福祉施設があります。

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